メンタリズム色彩心理学>【色の基本①】同じ色なのに違う色?
【色の性質をしるための色彩の基本①】
色には、不思議な力かありますが、それを知るためには、
ある程度、色について、基本を知っておく必要があります。
こんな経験をしたことはありませんか?
編み物をしていて、毛糸がたりなくなったので、
買いたしたら、同じ色を買ったつもりが、
微妙に違っていた。
色画紙でも、同じ色の紙を探してもなかなかないものです。
白でも、色々な白がある事におどろきます。
このような差は、色には「色相」といって、
赤、青、緑など違いがありますが、
このほかに「明度」「彩度」がかかわっているからです。
「明度」は、色の明るさです。
明度が低いほど暗く、高いほど明るい色になります。
「彩度」は、色の鮮やかさです。
より原色に近いのか、くすんで見えるかを表します。
色は、これら二つの要素を併せ持ち、組みあわせで、
成り立っています。
そしてそれを「トーン」と言う言葉で表されます。
「色彩トーン」が高い。低い。といわれます。
これらの色彩トーンは、
「マンセル色彩体系」で表され、
「マンセル値」という数字で、表されます。