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メンタリズム色彩心理学>【色のおもしろ心理効果③】省エネに貢献できる色

【色のおもしろ心理効果③】■寒い色と暖かい色《省エネに貢献できる色》



色には、寒く感じる色と、暖かく感じる色があります。
寒く感じる色は、寒色で、青・緑など水や氷をイメージ
させる色です。
逆に、暖かく感じる色は、暖色といい、
赤やオレンジ、黄色など、火や太陽をイメージする色です。

このイメージは、ただ見た目的に「寒そう!」
「暖かそう!」と、感じるだけでなく、実際に寒くなったり、
暖かくなったりしてしまうので、不思議です。

ある社員食堂の話です。
この会社では、食堂の壁の色は、ブルー系でした。
エアコンの温度設定を27℃にしていましたが、
みんなが「寒い」「寒い」といいます。
そこで、壁紙をオレンジにしたところ、
同じ、温度設定なのに、「暑い」と言う人がたくさんでたため、
温度設定を23℃にすると、ちょうどよくなったといいます。

このように、壁の色を変えただけで、体感温度が
変わり、上手に利用すれば、省エネに役立ちそうです。

しかし、夏になったとき、オレンジの壁は、暑すぎです。
季節によって、壁紙を張り替えるわけには行かないので、
カーテンなどを利用して、上手に使いわけ
したいものです。

社員食堂の例のように、色によって、
体感温度は変わることは、わかりましたが、
これは、人によっても個人差があります。

例えば、沖縄出身の人にとって、青は爽やかな水の色で、
涼しい。くらいのイメージかもしれません。

けれど、北海道出身の人にとって、水はとても厳しい寒さ、
をイメージさせるものかもしれません。
よって、体感温度は、かなり低いものになることも
あります。

色の心理は、その人の過去の体験によって、
大きく左右されます。



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