占いよりあたる!メンタリズム色彩心理学

メンタリズム色彩心理学>【色の基本②】 パソコンとプリンターの色が違うのはなぜ?

【色の性質をしるための色彩の基本②】



テレビのCMで、いかに自社の新しいテレビの
画面の色が鮮やかになったかというアピールで、
「光の三原則」を使ったものがありました。

光の色は、人間の目を通して網膜にうつり、始めて
色として、認識されるのですが、
基本となる三原色は、赤・青・緑です。
レッドのR
グリーンのG
ブルーのB
をとって、RGB「加法三原色」といわれます。
これらの色は、混ぜ合わせると、明るくなり、
三色がすべて重なると、白になります。
テレビやパソコンの画面の色は、このように
光の集まりで出来ています。

一方、プリンターなどの色は、光の色ではありません。
インクの色です。
こちらも、基本は三原色からなります。
赤・青・黄です。
正確には、赤はマゼラン・緑は青緑のシリアンです。
黄色はイエローです。
シリアンのC
マゼランのM
イエローのY
をとって、CMY「減法三原色」といわれ、
混ぜ合わせると、暗くなっていきます。
三色がすべて重なると、濃い紺になりますが、
黒にはなりません。

この色は、「光の三原色」に対し「染色の三原色」
といわれます。
プリンターには、この三色に黒を足して四色になっています。
この三色を混ぜても黒にはならないからです。
黒の頭文字は、キープレートのKを使って表されます。
これは、印刷板に由来した名前です。

このように、パソコンの画面の色と、プリンターで印刷したもの
とでは、色の性質が違うので、どうしても、
色の差が出来てしまうのです。

このギャップを埋めるため、メーカーは、日夜努力
しているのです。



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